4回目の今回は「もし、事故の相手が外国人旅行者だったら・・・」という内容でお話しします。
近年、国を挙げて観光立国への取り組みをしているおかげで、日本を訪れる外国人の方は右肩上がりとなっています。
四日市ではあまり見かけないかもしれませんが、観光地では「外国の方が運転しています」というステッカーを貼った車が増えているようです。
そんな外国人旅行者の運転する車とぶつかってしまったらどのように対処すればよいでしょうか。
まずは警察に連絡。 交渉は車を貸した相手と行う。
まずは、警察を呼びましょう。
先にも述べたように、相手の連絡先も確認しておかなくてはなりませんが、海外の連絡先になってしまいますし、
言葉も通じない場合もありますよね。
車は基本的には「自動車損害賠償責任保険(自賠責)」に入っているはずなので、人身損害は自賠責で賄われることが多いです。
しかし、それ以外の車の修理費用や慰謝料が問題となります。
当人同士で交渉ができないときは、相手の車が何処で借りられたものなのか確認することが重要です。
友人であれば、その友人と交渉することになります。
レンタカーであればレンタカー会社との交渉となるでしょう。
また、事故を起こした場合、運転者だけでなく、多くの場合は、車を貸した人や会社にも責任が生じるため、どちらにも賠償請求しても良いのです。
とにもかくにも、運転中は決して「焦らず怒らず、譲り合う気持ち」で安全運転に心掛けることが大切ですね。