我々、柔道整復師は筋・骨格系の専門でなくてはなりません。
よって、骨折や脱臼、捻挫、打撲などの知識はもちろん、これらに対するギプス固定の技術もなくてはなりません。
専門学校では、包帯固定・ギプス固定の基本はしっかり学ぶのですが、実際の現場ではそう上手くはいきません。
当院院長は外傷(骨折・脱臼等)の多い病院にて長年、ギプス固定や徒手整復術・リハビリなどの臨床経験を積んできました。
特に包帯やギプス固定に関しては徹底的にこだわって修練しました。
良いギプス固定ができると、ギプス除去後のリハビリ期間が短縮でき、職場復帰やスポーツ復帰が少しでも早くなるなど、その後の予後にも良い影響を与えます。
※手のギプスは、鉛筆も持てないほど痛みの強い腱鞘炎の学生様でした。
テストも近く部活動にも支障があるということで患者様と相談して固定させていただきました。
5日後、ギプス除去してみると症状は改善し勉強にも部活動にも支障なくなったため完治となりました。