新型コロナウイルスの影響で在宅勤務やテレワークなどまた学校の休校に伴い子供と過ごす時間が増えたことなどにより、ストレスを感じている人は少なくないと思います。
今回は、そんなストレスと肩こりの関係性についてお話しします。
ストレスは自律神経の働きを乱す
自律神経には、活動的な状態の時に働く交感神経と言ったり落ち着いた状態の時に働く副交感神経があります。
これらの神経の働きはお互いにバランスをとりながら内臓や血管の動きも制御しています。
昼間は主に交感神経が優位に働き血圧や脈拍が活発に動きます。
逆に夜になると副交感神経の働きが強くなりその結果眠りを促し血圧や心拍数を下げ体を休息の状態に導いてくれます。
交感神経はストレスによって強く働くようになります。
過剰なストレスによって交感神経が興奮を続けると副交感神経の働きが鈍り夜間の睡眠の状態が悪くなり疲れが溜まりやすくなります。
また交感神経は筋肉の緊張も強くしてしまいます。
交感神経の働きで緊張し続けた筋肉が夜の間に十分に休むことができないと筋肉に疲労物質が溜まりやすくなります。
それに加えストレスは血液もドロドロの状態にしてしまいます。
血行が悪くなって筋肉内の血液循環にも悪い影響与えると筋肉中に疲労物質が溜まりやすくなります。
その結果、筋肉に溜まった疲労物質はいわゆるコリや痛みとして現れます。
これがストレスが肩こりを引き起こすメカニズムと言われています。
また、肩こりになると頭痛や腰痛といった他の症状も合併してしまうことがあります。
新型コロナウィルスの影響で外出できず様々なストレスをお抱えの方で肩こりや腰痛でお悩みの方はぜひ一度ご相談ください。